紙媒体のカルテだと、どの歯が治療中か分からなくなってしまった!?などという歯科医の方ももしかしたらいるかもしれませんが、そのような中で近年出てきたのが電子カルテなるものなのです。電子カルテは、当然、質量が全くのゼロですから、歯科医や歯科衛生士がいくら入力したとしても、重みはなくパソコンのスペースを取るだけで、他のスペースも一切とりません。さらに、文字列の検索が可能ですから、いつどんな薬を投与したのかを調べようとした場合などは、何度も何度もページをめくることなく、すぐに検索をかけてしまえさえすれば、複数の治療の履歴を一度に見ることができるのは大変魅力的であり、これは歯科医と患者の双方にとって利益があると言えるのではないでしょうか?適切な治療のためにも、カルテの有効な活用が急務であり、今後必要になってくる見込みが立つと言えるのです。今も、紙のカルテを使っている人もいますが、いずれは電子カルテに移行していくような傾向が見えているように見受けられます。さらに、案外見落としがちな、良い歯科医院の選び方としては、「拡大鏡を使用しているかどうか?」という点もあげられるかもしれませんね。なぜなら、大学病院などでは、非常によく使われている、という情報をインターネットで見たことがありますが、これは肉眼では全く見えないような小さな虫歯の種であるようなものも、拡大鏡で早期に発見することができる他、治療跡がきちんとなめらかになっているかをたしかめたいところでしょう。そして、拡大鏡はどうやら高価なものであるらしいため、まちの歯科医院などでは、全く置いてないこともあるのですが、人間の口の中という「極めて顕微鏡などが使いにくい環境」でも、はっきりと治療箇所を見通すことができるようにするという状況を作るために必須の道具であるとも言えるのではないでしょうか