よい歯医者とは

人それぞれ歯並びや咬み合わせ、咬み癖が異なっているため、歯科医はそれに合わせて治療する必要があります。痛みの原因がむし歯や歯周病だとしても、そこに至るまでの根本の原因が人によって異なるなら、歯科医はそれを知る必要があり、患者側も必要な情報は提供することも、よい治療に導くために必要なことのようです。

患者さんのなかには、自分は標準だという先入観を持ち、年齢による変化などを認めたくないという人もいるようですが、結果的に同じ問題を繰り返すことになってしまいます。目に見える部分やレントゲンのみでは、歯科医にとっても情報が不十分で、型にはまった治療のみで終わってしまうケースもあるようです。適切な治療を施してもらうためにも、自分の主訴や症状を明確に伝えることが大切で、歯科医に言われたことを素直に受け入れるという態度も必要になります。