唾液量の分泌が低下してしまうと、口腔内の乾燥を防ぎ粘膜を保護したり、食べ物(ブドウ糖)の消化を助ける働きが十分に行えなくなってしまう為、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
唾液量の検査および治療については、歯科医師による問診・視診・触診の他、口腔内診査や唾液量測定などを行い、糖尿病や薬の副作用など複合する病因を特定して治療法を決めていく事になります。ドライマウスの検査は唾液の質と量の検査が基本となります。
唾液の質は緩衝能と保湿を測る検査、さらに量の検査では安静時と唾液腺を刺激した時の量を測定する方法があります。口腔内の唾液の質と量のレベルを維持するという事は、口腔内の健康を保つ為にはとても大切な事です。